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コインランドリー経営で使える補助金について

コインランドリー経営は初期投資が大きくなりますが、国や地方公共団体が用意している各種補助金や融資制度を活用して負担を軽減できます。本記事では、具体的にどのような補助金が利用できるか、またそれらがどのように活用できるかを紹介します。

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事業再構築補助金

事業再構築補助金は、成長分野に挑戦する事業者を支援する補助金です。コインランドリー事業は市場規模が拡大しているため、新しく参入する際に活用できます。補助金額は上限7,000万円で、補助率は2/3です

事業再構築補助金は、新しい店舗の建設や既存店舗の改装、最新のランドリー機器の導入、安全対策のための防犯カメラ設置、キャッシュレス決済システムや遠隔監視システムの導入などに活用できます。

項目 詳細
補助金額 上限7,000万円
補助率 2/3
具体的な活用方法 建築・設備工事:新しいコインランドリー店舗の建設や既存店舗の改装に使用可能
ランドリー機器:最新の洗濯機や乾燥機の導入
防犯カメラ:安全対策としての防犯設備の設置
IT環境の導入:キャッシュレス決済システムや遠隔監視システムの導入

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、生産性向上のための革新的サービス開発や生産プロセスの改善を支援する補助金です。コインランドリー事業も対象となります。補助金額は上限1,000万円で、小規模企業者は補助率2/3、それ以外は1/2です。この補助金は、最新機能を搭載した洗濯機や乾燥機の購入、スマートフォンアプリを利用した予約システムの導入などに使用できます。

項目 詳細
補助金額 上限1,000万円
補助率 小規模企業者は2/3、それ以外は1/2
具体的な活用方法 革新的なランドリー機器の導入:高効率な洗濯機や乾燥機の購入
サービス提供方法の改善:例)スマートフォンアプリを利用した予約システムの導入

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、従業員数が少ない小規模事業者をサポートする補助金です。補助金額は一般型が上限50万円、低感染リスク型が上限100万円で、補助率は一般型が2/3、低感染リスク型が3/4です。

小規模事業者持続化補助金は、チラシ作成やホームページの作成、内装リニューアルや設備更新、新しいビジネスパートナーとのネットワーク構築のための商談会参加費用などに活用できます。

項目 詳細
補助金額 一般型は上限50万円、低感染リスク型は上限100万円
補助率 一般型は2/3、低感染リスク型は3/4
具体的な活用方法 広告宣伝:チラシ作成やホームページの作成
店舗改装:内装のリニューアルや設備の更新
商談会への参加費用:新しいビジネスパートナーとのネットワーク構築

新創業融資制度

新創業融資制度は、起業する人や起業して間もない事業者を対象とした融資制度で、無担保・無保証人での融資が受けられるもの。融資額は最大3,000万円で、コインランドリー機器の購入、新店舗の開設に必要な費用、初期の運営費用に充当できます。

項目 詳細
融資額 最大3,000万円
具体的な活用方法 機器購入:コインランドリー機器の購入
店舗開設費用:新店舗の開設に必要な費用
運転資金:初期の運営費用に充当

コインランドリーの補助金活用事例

事業計画名 事業計画の概要
繊維のプロによるコインランドリー、洗濯代行、宅配サービスの展開 長年培った繊維・縫製業のノウハウを活かし、北海道倶知安町(ニセコ地域)でコインランドリー・洗濯代行店を開設。宅配サービスも展開。
塗装会社が手掛ける住田町初の地域密着型コインランドリー事業 岩手県気仙郡住田町初のコインランドリーを開設。塗装業の強みを活かして内外装を自社施工し、ショールーム的機能を持つ店舗を展開。
地域初!キャッシュレス対応最新洗濯乾燥機を導入した有人コインランドリーの開業 コロナ禍で高まる衛生意識に応えるため、最新のキャッシュレス対応機器を導入した有人型コインランドリーを開業し、高齢者・共働き世帯の利便性向上を図る。
常陸太田市で100年以上続く地元密着企業のコインランドリーへの挑戦 茨城県常陸太田市の設備工事・燃料販売会社が、既存事業との相乗効果を目指し、新たな収益源としてコインランドリー事業を開始。
カーボンニュートラルに向けた災害対応型コインランドリー複合施設 災害対応設備や環境配慮型機器を導入し、地域の防災拠点としての役割も担う次世代型コインランドリーを展開。
24時間対応可能な非接触型コインランドリーカフェの開設 コロナ禍の影響を受けた塗装業から、不動産賃貸業のノウハウを活用し、24時間営業の非接触型コインランドリーカフェを開設。
リネン類に特化したコインランドリー開設。コロナ禍で向上した衛生意識に応える新事業 ホテル清掃業者が新型コロナの影響で事業が減少したため、衛生管理ニーズに応えるリネン専門のコインランドリーを開業し事業回復を図る。
日本語学校・学生寮と連携したコインランドリー事業創設 日本語学校および学生寮の付加価値向上と地域貢献を目的に、施設内でコインランドリーを運営し、学生・地域住民の利便性向上を目指す。
IoTシステムを活用した健康・環境に優しいコインランドリー 建築業者が新たな収益源として、IoT技術を活用した洗剤不使用の非接触型コインランドリーを開業し、健康・環境配慮をアピール。
コワーキングスペースを併設したスタッフ常駐のコインランドリー事業 内装工事業者が、コロナ禍で減少した工事案件を補完するため、スタッフ常駐のコインランドリーにコワーキングスペースを併設した複合型施設を展開。
参照元:ものづくり補助金総合支援サイト(https://mono-support.com/saikouchiku/coinlaundrysaikouchikusaitaku/
参照元:補助金の申請代行サポート【コマサポ】(https://mono-support.com/saikouchiku/coinlaundrysaikouchikusaitaku/

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効率的なコインランドリー経営とは

まとめ

これらの補助金や融資制度を活用することで、コインランドリー経営の初期費用を大幅に抑えることができます。特に事業再構築補助金は高額な補助金を受け取れるため、新規店舗の開設や設備投資に非常に役立つでしょう。

しかし、どのように手続きを進めて良いか分からないという方もいるかもしれません。その際は、補助金が受けられるようサポートしてくれるフランチャイズ加盟がおすすめ。専任担当者が適した補助金がどれか教えてくれるだけでなく、手続きもスムーズです。

勝てる戦略を持つ
コインランドリーFC本部3選

THREE SELECTIONS

独自路線で戦えるコインランドリー経営の
戦略に
優れた
フランチャイズ本部3選

コインランドリー店舗の中でも、独自路線で集客に
強い特徴を持つ店舗を
展開する3つのFC本部を
紹介します。
各FC本部の「勝てる戦略」にご注目ください。
費用を抑えた低コストプラン
省スペース」で
差別化

フトン巻きのジロー

フトン巻きのコジロー店舗イメージ
※「フトン巻きのジロー」提供画像
特徴
  • マンションの駐車場1台分に
    設置可能な
    コンパクトデザイン
  • 初期投資1,200万円から出店できる
    低コストプラン
  • 土地活用や副業ビジネスにも
    対応可能
初期
投資額
1,200万円~
年間見込
利益額
約215万円
想定
利回り
約4~18%
投資回収
目安
5年~
参照元:フトン巻きのジロー公式HP(https://futonmaki.jp/fc)※4年後の収支モデル
一級建築士が手がける
おしゃれな空間」で
差別化

OKULAB

OKULABのイメージ画像
※引用元:OKULAB公式HP(https://fc.okulab.co.jp/)
特徴
  • カフェの併設によって
    待ち時間を有効活用できる
  • ファミリーや女性層も
    アクセスしやすい店舗
  • 一級建築士が在籍し、
    プロの目線のデザイン
初期
投資額
2,650〜4,500万円
年間見込
利益額
約400万円
想定
利回り
約10~14%
投資回収
目安
6年~
参照元:OKULAB公式HP(https://okulab.co.jp/services/fc/
大型商業施設に併設
立地」で
差別化

ジーアイビー

ジーアイビーのイメージ画像
※引用元:GIB公式HP(https://fc-web.jp/shutten/)
特徴
  • スーパーやホームセンターなどの
    商業施設に特化
  • 顧客が買い物を楽しみながら
    洗濯をすることが可能
  • コインランドリーの存在を
    覚えてもらいやすい
初期
投資額
5,170万円
年間見込
利益額
約375万円
想定
利回り
約8%
投資回収
目安
13年~
参照元:ジーアイビー公式HP(https://fc-web.jp/owner/simulation/

【選定条件】
2024年4月3日時点、「コインランドリー フランチャイズ」「コインランドリー FC」と検索した際に公式HPが表示されたコインランドリーのフランチャイズ本部25社
を全て調査。 そのうち、全国に店舗があり、物件・土地探しサポートから対応している7社の中から、独自の経営戦略を持つ3社を選定。
・フトン巻きのジロー:小額投資・狭小地出店を叶えるコンパクトなコインランドリー事業を行っていることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・OKULAB:一級建築士を含めた専属チームを作り店舗デザインに注力していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・ジーアイビー:商業施設への出店に特化していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。

※フトン巻きのジローについて:4年後の収支モデル。年間コストには光熱費、賃料、ロイヤリティ、償却資産税、ネット販促費用、その他固定費を含みます。売上や利益はあくまで目安であり、その効果を保証するものではありません。
※OKULABについて:3年目の収支を想定したモデルケース。売上を保証するものではありません。年間コストには光熱費、賃料、運営管理費、売却資産税、販促費用、その他固定費を含みます。FC保証金を除きます。

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