コインランドリーを経営していくにあたって、出店エリアの需要や特徴を知ることはとても大切になります。そこでここでは、【東京】エリアでのコインランドリーの利用状況についてアンケート調査を行った結果についてまとめてみました。
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アンケート調査を行ったところ、コインランドリーを利用したことがあると回答された方は、全体の65.1%と全体の半数以上になりました。このことから、東京においてコインランドリーの利用率が非常に高いことがわかります。
また、利用したことがない、と回答された方に対し「近所に綺麗なコインランドリーがあった場合、利用したいと思いますか?」という質問をしたところ、28.57%の方が「利用したい」と答えられました。この結果から、東京エリアでのコインランドリー需要はとても高いことがわかり、今後さらに需要が高まることが期待できるでしょう。
マンションなどで洗濯物を干すスペースがあまりないため、天候などで洗濯ものがたまった時や自宅では洗いにくい大きなものを洗う時に利用している。部屋干しの匂いや除菌・防ダニ対策としても活用しています。
自宅で洗濯機が使えない時に利用している。洗濯機・乾燥機が故障してしまったり、引っ越しで一時的に使えない、引っ越し先に洗濯機が置けないといった時に、コインランドリーはとても便利です。
東京都の気候は年間通して比較的穏やかであると言えますので、洗濯をする環境としてはそれほど悪くないと考えられます。
ただ、梅雨の時期は日照時間が短くなる傾向が高く、晴れても湿度が高いなど湿度調整が難しく、また春先は花粉の飛散・黄砂の飛散など、洗濯物の外干しが躊躇されることが多くなる時期と言えます。
東京都はマンションにお住まいの方も多く、高層階になるほど自宅で洗濯物を干すのは難しいですし、また郊外であっても「土埃が舞う」「虫が入る」など洗濯に関するお悩みはそれぞれあるようです。また、「防犯上の問題」から洗濯物の外干しを避ける方も少なくないそうです。
アンケート調査の結果、東京はコインランドリーの需要が比較的高いエリアであることがわかりました。天候はもちろんですが、大きなものが干せない住宅事情や一人暮らしの方が多いことも、東京エリアで需要が高い要因となっているようです。
マンションなどでは布団などを干すこと自体が難しいですし、週末にまとめて洗濯するという方も多いので、天候を気にせず大きなものも洗濯乾燥ができるコインランドリーは、魅力的な存在だと言えるでしょう。
初期 投資額 |
1,200万円~ |
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年間見込 利益額 |
約215万円 |
想定 利回り |
約4~18% |
投資回収 目安 |
5年~ |
初期 投資額 |
2,650〜4,500万円 |
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年間見込 利益額 |
約400万円 |
想定 利回り |
約10~14% |
投資回収 目安 |
6年~ |
初期 投資額 |
5,170万円 |
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年間見込 利益額 |
約375万円 |
想定 利回り |
約8% |
投資回収 目安 |
13年~ |
【選定条件】
2024年4月3日時点、「コインランドリー フランチャイズ」「コインランドリー FC」と検索した際に公式HPが表示されたコインランドリーのフランチャイズ本部25社
を全て調査。 そのうち、全国に店舗があり、物件・土地探しサポートから対応している7社の中から、独自の経営戦略を持つ3社を選定。
・フトン巻きのジロー:小額投資・狭小地出店を叶えるコンパクトなコインランドリー事業を行っていることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・OKULAB:一級建築士を含めた専属チームを作り店舗デザインに注力していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・ジーアイビー:商業施設への出店に特化していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
※フトン巻きのジローについて:4年後の収支モデル。年間コストには光熱費、賃料、ロイヤリティ、償却資産税、ネット販促費用、その他固定費を含みます。売上や利益はあくまで目安であり、その効果を保証するものではありません。
※OKULABについて:3年目の収支を想定したモデルケース。売上を保証するものではありません。年間コストには光熱費、賃料、運営管理費、売却資産税、販促費用、その他固定費を含みます。FC保証金を除きます。