出店するエリアの特徴やユーザーの利用状況といった情報は、その場所でコインランドリーを経営する為にぜひ知っておきたいポイントです。ここでは、【北海道】エリアで経営を考えている方に向けて、アンケート調査からそういった情報をまとめてみました。
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北海道エリアでコインランドリーの利用についてアンケートを行ったところ、全体の63.33%という半数以上の人が「利用したことがある」と回答されました。
また、利用したことがないという方へ「近所に綺麗なコインランドリーがあった場合、利用したいと思いますか?」とお聞きしたところ、こちらも32.11%と決して少なくない方が「利用したい」と答えられました。
この結果から、北海道ではコインランドリーの需要が高く、今後さらに需要の増加が期待できるエリアであると言えます。
家の洗濯・乾燥機では洗うのが難しい布団や毛布などの大きいものや、スニーカーといった靴を洗う時に利用している。冬は寒く雪が降るので外に干せないし、部屋干しよりスッキリ乾くので便利。
長期旅行で北海道に滞在する際に、洗濯をするのによく利用している。まとめて洗濯・乾燥することもできるし、時間も短時間で済むのが良い。旅行中でも洗濯物の心配をしなくて済むのは、ありがたい。
太平洋・日本海・オホーツク海と3つの海に囲まれている北海道は、地域によって気候が異なるのが特徴となっています。日本海側は曇りや雪の日が多い気候、太平洋側では晴れの日が多い気候、オホーツク海側はその中間的な気候、と大雑把に区別することができますが、総じて冬の時期は気温が低いため、洗濯物の外干しは凍ってしまうので避けるのが一般的です。
また、太平洋側は比較的晴れの日が多いものの、濃霧が発生しやすいという特徴があり、外干しで洗濯物を完全に乾かすのは難しい環境と言えます。
【北海道】エリアは、特に冬の時期は洗濯物を乾かすのが大変なため、コインランドリーを利用する人が多くなっているようです。家で洗うのが難しく、乾かすのにも時間がかかる布団や靴の需要も高く、衣替えの毎に利用しているという方もいらっしゃいました。
また、長期で出張や旅行で北海道を訪れる方も少なくなく、洗濯機がないためにコインランドリーを利用する人が多いというのも、北海道特有のコインランドリー事情と言えるでしょう。
初期 投資額 |
1,200万円~ |
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年間見込 利益額 |
約215万円 |
想定 利回り |
約4~18% |
投資回収 目安 |
5年~ |
初期 投資額 |
2,650〜4,500万円 |
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年間見込 利益額 |
約400万円 |
想定 利回り |
約10~14% |
投資回収 目安 |
6年~ |
初期 投資額 |
5,170万円 |
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年間見込 利益額 |
約375万円 |
想定 利回り |
約8% |
投資回収 目安 |
13年~ |
【選定条件】
2024年4月3日時点、「コインランドリー フランチャイズ」「コインランドリー FC」と検索した際に公式HPが表示されたコインランドリーのフランチャイズ本部25社
を全て調査。 そのうち、全国に店舗があり、物件・土地探しサポートから対応している7社の中から、独自の経営戦略を持つ3社を選定。
・フトン巻きのジロー:小額投資・狭小地出店を叶えるコンパクトなコインランドリー事業を行っていることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・OKULAB:一級建築士を含めた専属チームを作り店舗デザインに注力していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・ジーアイビー:商業施設への出店に特化していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
※フトン巻きのジローについて:4年後の収支モデル。年間コストには光熱費、賃料、ロイヤリティ、償却資産税、ネット販促費用、その他固定費を含みます。売上や利益はあくまで目安であり、その効果を保証するものではありません。
※OKULABについて:3年目の収支を想定したモデルケース。売上を保証するものではありません。年間コストには光熱費、賃料、運営管理費、売却資産税、販促費用、その他固定費を含みます。FC保証金を除きます。