引用元:TOSEI公式HP(https://www.tosei-corporation.co.jp/coin-seminar/)
1950年の創業から70年以上の実績を持つコインランドリー業界の老舗、TOSEIの経営戦略や特徴、事例についてまとめました。
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TOSEIは、2020年度の大型コインランドリー機器出荷台数シェア42%(2021年4月TOSEI調べ)を誇る国産メーカー。コインランドリー事業においても、業界の先駆け的存在となっています。
TOSEIのコインランドリーは洗濯・乾燥がワンストップの洗濯乾燥機を導入しており、これが高収入・高稼働率を実現。TOSEIの調べによると、一般的なコインランドリーは売上比率65%・客単価500~600円であるのに対し、TOSEIの洗濯乾燥機の売上比率は75%。客単価も、800~1,200円までアップしたというデータがあります。
なお、当サイトでは、コインランドリーの中でも集客に強い特徴をもつフランチャイズ本部3選を紹介しています。併せてフランチャイズ本部選びの参考にしてください。
TOSEIでは、利用者をリピーターとして定着させるため、コインランドリー+αの付加価値を提案しています。たとえばコインランドリーにカフェや雑貨店を併設したり、コイン洗車を併設して洗濯と洗車を一度に済ませられるといった工夫です。また、クックパッドが運営する生鮮食品の通信販売サービス、宅配ボックス、フリマ用の撮影ブースの設置といった、企業コラボを取り入れることも可能です。
TOSEIでは、商圏調査を無料で実施。コインランドリーにおける独自の商圏データを持っているため、開業予定地や物件が経営に適しているかをしっかり分析してくれます。また、開業後に困ったことがあった場合も、一次受付は24時間365日体制で対応。オプションサービスになりますが、機器のトラブルや返金対応といった業務も遠隔操作で解決しています。
TOSEIではプリペイドカードや電子マネーが利用できる独自のマルチ決済システムを導入しており、ますますニーズの高まるキャッシュレス化に対応しているのが特徴です。また利用者のスマートフォンに洗濯終了を知らせる機能も搭載されているとのこと。
TOSEIが自社ならではの強みでありこだわりとして大きくアピールしているのが、ふとん専用の乾燥機です。もちろん「ふとん洗い」に対応する大型洗濯機も備えており、大物洗いに対するニーズは今後ますます高まっていくと訴求されています。
TOSEIクラウドという独自のオンラインシステムを確立しており、売上や稼働・回収状況など、店舗の情報をオンライン上で一元管理することができるとしています。また365日24時間体制でサポート対応してもらえるのもメリットです。
TOSEIではコインランドリー事業に興味をお持ちの方、参画を検討している方向けに、無料で参加できるセミナーを現地参加型とオンライン方式の双方で、定期的に開催しています。
TOSEIがこれまで培ってきた経営ノウハウをはじめ、資金調達や補助金の活用方法などを学ぶことが可能です。さらには「無料個別相談」も随時門戸を開いており、分からないことや不安なことなどは、なんでも気軽に相談して欲しいとしています。こちらも対面とオンラインの双方が利用できます。
コインランドリーで洗濯した衣類などを、その場で撮影できるフリマアプリ撮影ブースをメルカリコラボで設置。撮影に必要な背景布・ハンガーはもちろん、発送に使う段ボール・ビニール袋・宅急便コンパクトといった梱包資材も無料で提供。コインランドリーだけで出品までの準備ができるサービスです。
株式会社チーム・チャンネルでは、コインランドリーにネイルサロンを併設。洗濯が完了するまでの時間を活用し、ネイルを楽しむことができます。また、店舗にはネイリストが常駐しており、機器の使い方説明・店内清掃といったサポート提供も行えるのがメリットです。
所在地 | 東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル2F |
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電話番号 | 0120-002-490 |
屋号・運営会社名 | 株式会社TOSEI |
公式HPのURL | https://www.tosei-corporation.co.jp/coin-seminar/ |
初期 投資額 |
1,200万円~ |
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年間見込 利益額 |
約215万円 |
想定 利回り |
約4~18% |
投資回収 目安 |
5年~ |
初期 投資額 |
2,650〜4,500万円 |
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年間見込 利益額 |
約400万円 |
想定 利回り |
約10~14% |
投資回収 目安 |
6年~ |
初期 投資額 |
5,170万円 |
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年間見込 利益額 |
約375万円 |
想定 利回り |
約8% |
投資回収 目安 |
13年~ |
【選定条件】
2024年4月3日時点、「コインランドリー フランチャイズ」「コインランドリー FC」と検索した際に公式HPが表示されたコインランドリーのフランチャイズ本部25社
を全て調査。 そのうち、全国に店舗があり、物件・土地探しサポートから対応している7社の中から、独自の経営戦略を持つ3社を選定。
・フトン巻きのジロー:小額投資・狭小地出店を叶えるコンパクトなコインランドリー事業を行っていることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・OKULAB:一級建築士を含めた専属チームを作り店舗デザインに注力していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・ジーアイビー:商業施設への出店に特化していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
※フトン巻きのジローについて:4年後の収支モデル。年間コストには光熱費、賃料、ロイヤリティ、償却資産税、ネット販促費用、その他固定費を含みます。売上や利益はあくまで目安であり、その効果を保証するものではありません。
※OKULABについて:3年目の収支を想定したモデルケース。売上を保証するものではありません。年間コストには光熱費、賃料、運営管理費、売却資産税、販促費用、その他固定費を含みます。FC保証金を除きます。