コインランドリーを利用して、自分で洗うのが難しい「カーペット洗い」をしている方も少なくありません。そこでここでは、「カーペット洗い」に関するアンケートをもとに、コインランドリーにおける「カーペット洗い」の需要と収益性について調べてみました。
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カーペットは、埃や皮脂汚れ・食品のシミなど日常的な汚れがつきやすい製品と言えます。
そこで「【カーペット】が洗える綺麗なコインランドリーがあれば、利用したいでしょうか?」というアンケートを実施したところ、全回答者の約半数である47.5%が「はい」とお答えになりました。
頻度に関しては「1年に1回」が35.09%、「半年に1回」が22.22%と、洗濯間隔は長めを希望されている方が多かったですが、その分しっかり洗いたいから利用したい、という需要に繋がっているようです。
アンケートでは、「カーペットが汚れたときの洗濯について」も回答をお願いしたところ、「カーペットを洗いたいけど洗っていない」といった方が、全体の52.5%と半数以上いるという結果になりました。
中でも「特に何もしない」と回答された方が28.06%と全体で一番多く、また洗濯するよりも「買い替える」を選ぶ人も14.72%と多かったことから、「カーペット洗い」を難しく感じている方が多いことが分かります。
コインランドリーで「カーペット洗い」をした場合、相場として11㎏~16㎏で約600~800円、17㎏~24㎏で約1,000~1,200円が目安の料金となるようです。この他に乾燥機を使用すると800~1,000円くらいの費用がプラスされるなど、「布団洗い」と同様に一般的な衣料品よりも単価が高くなります。
ですが、クリーニングに依頼するよりは安価で済み、また家では洗うことが難しいカーペットを天候に左右されず、大きな手間なく時間もかからずに洗うことができるのは、ユーザーにとって大きな魅力です。そのため一定の需要が期待でき、高い収益性が期待できるとされています。
収益性が高いのはどこ?
勝てる戦略を持つ
コインランドリーFC本部3選
「布団」同様、「カーペット」も自宅の洗濯機では大きさが合わなかったり、手洗いをするにもかなり手間がかかってしまったりと、自分で洗濯するのは難しい製品と言えます。
そのため、コインランドリーの需要は今後も減らないことが見込まれ、一般衣料品よりも単価の高い「カーペット洗い」は、より高い収益性が期待できるでしょう。
初期 投資額 |
1,200万円~ |
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年間見込 利益額 |
約215万円 |
想定 利回り |
約4~18% |
投資回収 目安 |
5年~ |
初期 投資額 |
2,650〜4,500万円 |
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年間見込 利益額 |
約400万円 |
想定 利回り |
約10~14% |
投資回収 目安 |
6年~ |
初期 投資額 |
5,170万円 |
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年間見込 利益額 |
約375万円 |
想定 利回り |
約8% |
投資回収 目安 |
13年~ |
【選定条件】
2024年4月3日時点、「コインランドリー フランチャイズ」「コインランドリー FC」と検索した際に公式HPが表示されたコインランドリーのフランチャイズ本部25社
を全て調査。 そのうち、全国に店舗があり、物件・土地探しサポートから対応している7社の中から、独自の経営戦略を持つ3社を選定。
・フトン巻きのジロー:小額投資・狭小地出店を叶えるコンパクトなコインランドリー事業を行っていることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・OKULAB:一級建築士を含めた専属チームを作り店舗デザインに注力していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
・ジーアイビー:商業施設への出店に特化していることから、独自の戦略で他と差別化ができるフランチャイズであると判断。
※フトン巻きのジローについて:4年後の収支モデル。年間コストには光熱費、賃料、ロイヤリティ、償却資産税、ネット販促費用、その他固定費を含みます。売上や利益はあくまで目安であり、その効果を保証するものではありません。
※OKULABについて:3年目の収支を想定したモデルケース。売上を保証するものではありません。年間コストには光熱費、賃料、運営管理費、売却資産税、販促費用、その他固定費を含みます。FC保証金を除きます。