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コインランドリー経営が失敗する理由

コインランドリー事業で失敗するリスクを少しでも低くするために、いったいどんな理由で経営が悪化することが多いのかを知っておきましょう。それぞれのケースを具体的に説明し、さらには失敗を防ぐ方法を紹介しています。

所有地にこだわりすぎてしまう

所有地で何かしらの事業を行いたい場合は、その土地に合ったジャンルの店舗などを開業しましょう、

所有地でコインランドリー経営を行いたいと思っても、その土地が適しているとは限らないからです。

コインランドリーは立地がとても重要で、場所が適していない場合には成功も見込めません。

それでも土地を遊ばせておくよりは…と、マーケティングも充分にすることなく開業してしまうと、最悪の場合は初期投資が回収できなくなってしまいます。

コインランドリー経営で成功を目指すのであれば、自分の所有地にはこだわらないことです。それよりも、コインランドリー経営に適した土地や物件を借りて行うのがおすすめ。

適した土地や物件で経営をしていれば、たとえ家賃などの賃貸料金が発生していたとしてもコインランドリー経営を続けていくことができます。

自分の持つ土地や物件がコインランドリー経営に適していなようならば、その所有地はほかの人に貸して、ほかの場所でコインランドリーを経営したほうが賢明です。

自己経営にこだわる

自己経営にこだわってコインランドリー事業を展開するのは失敗のリスクになりがちです。

会社の新規事業としてコインランドリー事業に乗り出すというのであれば話は別ですが、例えば副業的にコインランドリー経営をするという場合、自己経営は厳しいと言えるでしょう。

コインランドリーを見ていると普段は無人ですし、洗濯機を置いておけばいいようにも思えますが、実際にはそうではありません。メンテナンス・清掃など、お客さんを相手にした通常のビジネスと考えて取り組む必要があります。

コインランドリー事業に明るくない場合には、自己経営で苦戦するより、FC(フランチャイズ)から始めたほうが無難です。

意外かもしれませんが、アパート・マンション経営と比較しても、コインランドリー事業は難しい分野に入るのです。事業はマーケティングを徹底的に行ったのちに始めてみてください。

大きい規模で始めてしまう

所有地を有効に使おうと、そのスペースに合わせていきなり大型コインランドリーを設置するのは考えものです。大型コインランドリーで高い収益を上げたい気持ちはわかりますが、店舗が広げれば広いほど初期投資が高くつきます。また、その地域に大型コインランドリーが本当に必要かどうかの問題もあります。

コインランドリーの一般的な広さは20坪前後と言われています。20坪とは畳で40畳。8畳の部屋だと5つ分です。その場合でも初期投資は4千万から5千万円ほどかかることが多いようです。それ以上となると、初期投資額はさらに増えます。

コインランドリー経営を初めて手掛ける人であれば、初期投資をしっかりと回収するためにも、最初のコインランドリーは小規模なものにしましょう。

10~15坪ほどのコインランドリーから始めれば初期投資額も抑えられので、たとえ売り上げが少なくても失敗した場合のリスクが軽減されます。

収支見込みがしっかりしていない

コインランドリーの経営を借入金によって行う場合は、収支見込みが甘いとのちのち返済できなくなるリスクが発生します。

コインランドリーの一般的な売上額は、20坪ほどであれば月60万から80万円。10坪で月30万から40万円ほどです。一般的と言っても、これはコインランドリー経営が上手く軌道に乗った場合と言えるでしょう。もちろん、売上額がこれより少ないこともあれば、逆に多いこともあります。

特にコインランドリー経営を始めたばかりの頃は、認知度やリピーターも少ないことから、1~2年は低い売上額を示す傾向が。

こうしたことから、借入金でコインランドリー経営を行う際は、1年目2年目がたとえ赤字であっても返済を行えるような収支を見込むことが大切です。

収支見込みは、FC加盟によるコインランドリー経営でも甘く見てはいけません。ただ単に言葉を鵜吞みにせず、自分でもしっかりと収支を見極めておきましょう。

お客の確保が不十分

どんな業種にも当てはまるかもしれませんが、お客の確保をしっかりと行っていないとコインランドリー経営は長続きしません。

コインランドリー経営にとってもリピーターはとても重要です。どの経営においても、その売り上げは新規顧客の割り合いが2割ほど。8割がリピーターによる売り上げとなっていることが多いのです。いかにリピーターが大切か伺えます。

しかし、どんなに新規顧客を確保したところで、その全てがリピーターになってくれるわけではありません。と同時に、ずっとリピーターでいてくれるとも限らないのです。

そのため新規顧客の確保は、常に行っておくのがベスト。定期的にチラシなどの広告を出したり、割引サービスを期間限定で行うなどの工夫が必要となります。

利用者がコインランドリーに訪れる範囲は半径2km以内と言われています。チラシや割引サービスのお知らせなども、その範囲にターゲットを絞り、集中的に行うことで広告費を抑えることができます。

他のコインランドリーと差がない

マーケティングをしっかりと行い、特に問題ないはずなのに売り上げが伸びない…という場合には、競合との差別化が上手くいっていない可能性があります。

そもそもコインランドリー経営は新規参入しやすく、競合が起きやすいと言われています。コインランドリーの需要が見込める地域であれば、ほかにも店舗がいくつかあるはず。その店舗にリピーターがいたとしたら、たとえほかに同じような店舗ができたとしても、以前から使っているコインランドリーのほうが使いやすいと感じるかもしれません。

こうした競合との差別化を図るためにも、コインランドリー経営をする際は新機種を置いたり、ほかにはない機能を持つ洗濯機の設置や、内装にこだわるなどの工夫が必要です。

例えば、通常はコインランドリーを使用できないペット用品のための洗濯機を導入したり、洗剤アレルギーの人のためにアルカリイオン水だけを使った機種を置くという方法があります。

差別化をほどこしたコインランドリーであれば、特殊な洗濯機を利用したい顧客が集まり、あとあと近くに競合が出店したとしても人が流れにくくなります。

リピーターが増えない

コインランドリーは1度の利用料金が高くはないため、いかにリピーターを増やすかが経営成功へのカギを握っています。

最近、そのリピーター確保のためにアプリを用いる店舗も増えてきました。アプリを使うことで利用者はポイントが貯まり、割引料金でコインランドリーを利用可能になるのでWin Winの関係が構築されます。

今は大半の人がスマホを持っており、ダウンロードするだけで使えるアプリは高い利便性を備えています。

チャージ式のカードをコインランドリーで使っている企業もありますが、コストを考えるとアプリのほうが費用をかけずにリピーター確保へとつなげられます。

しかし、そのアプリも、個人事業主の場合はなかなか開発まで手が回らないことが多いのではないでしょうか。

個人がコインランドリーを経営する場合には、やはり何よりも数多くの人がコインランドリーを利用しやすい立地に店舗を出店するようにしましょう。

無人経営による管理不足

コインランドリーの管理不足は経営失敗の原因になりかねません。コインランドリーは無人であっても営業することはできますが、だからと言って管理が不必要というわけではないのです。完全無人で行うことは不可能であることを把握しておきましょう。

コインランドリーの管理にもさまざまありますが、その中でも洗濯機のメンテナンスや室内の清掃は重要です。洗濯槽の中が汚れていたり、室内が散らかっていると、不衛生に思われてそもそもお客が寄りつかなくなってしまうからです。両替機の小銭もしっかりと補充しておかなければなりませんし、洗濯機の故障など、トラブルにも素早く対応する必要があります。

オーナー自らが管理を行うこともできますが、無理だと感じたら管理会社に委託するという方法も。ただ、最近は、スタッフが遠隔で対応できるようコインランドリーのシステムなども現われているので、色々な管理方法を検討して決めていきましょう。

ランドリー内が不衛生

無人経営による管理不足によって、洗濯槽や室内が不衛生だと、客離れを引き起こします。そもそもコインランドリー自体が服を綺麗に洗う場所であることから、衛生面は特に経営失敗の原因になりやすいのです。

また、コインランドリー自体が服を綺麗にするということを目的としているため、洗濯機にはゴミが付着しやすく、室内にもほこりがたまりやすく、予想を上回るスピードで汚れが酷くなっていきます。

たとえ監視カメラを設置したとしても、無人であるのをいいことにゴミを捨てたりと、必ずしも全ての人が綺麗に使ってくれるというわけではありません。

リピーターを手放さないためにもコインランドリー内の清掃を徹底し、顧客に気持ち良く使ってもらうようにしましょう。

もしも自分で行うのが難しい場合は、アルバイトを雇ったり、代理の委託を行って、清掃を怠らないこと。そして、メンテナンスや清掃といった管理費用も、コインランドリー経営を行う前にきちんと収益計画に組み込んでおくのがベストです。

洗濯物がよく放置される

コインランドリーで洗濯をして、うっかり取りに行くのを忘れてしまった…。そんな経験を1度や2度したことはあるのではないでしょうか。しかし、この洗濯物の取り忘れは、コインランドリー経営側にとっては死活問題。ほかの人の洗濯物が入っている間は、その洗濯機を使うことができずに稼働率が落ちてしまうからです。

コインランドリーの稼働率をアップさせるためにも、利用者が洗濯機の中に洗濯物を入れ忘れたままにしないシステム作りが重要です。

この洗濯物の取り忘れを防止策として、現在ではアプリを有効活用できます。終了後、洗濯機からすぐに洗濯物を取り出した場合、ポイントが付与されるなどして取り忘れを防ぐことができるでしょう。通知としても活用できることから、導入すると色々と便利な取り組みです。

また、最近はこうしたアプリと連携しているコインランドリー用の洗濯機も増えてきたことから、経営を考えているのであれば導入を検討するなどして収益増加を目指しましょう。

24時間体制で経営してしまう

結論から言えば、コインランドリーの24時間営業はおすすめできません。

一見すると、コインランドリーは無人なため、24時間営業をしてもデメリットがないように感じられます。それに、営業時間の長いほうが売り上げも増えるような気もします。

しかし、24時間営業すれば、それだけ室内の照明など、電気代がかかるということでもあります。さらには、24時間営業をしたとしても、コインランドリーの利用者は午前中に集中しています。地域によって多少異なるかもしれませんが午前中よりも深夜のほうが集客が多いということはまずないのではないでしょうか。

むしろ、無人であることをいいことに、深夜にコインランドリーの利用客ではない人が休憩に使ったり、中で騒いでアルコール類やドリンクの缶を散乱するといったトラブルも考えられます。

コインランドリー経営をするのであれば、深夜営業は避けたほうが無難です。

失敗を防ぐには?

資金計画を細かく立てる

事業において資金計画はどんな分野でも重要です。それが新規参入であればなおのこと。

コインランドリー経営の特徴として、経営が安定するまで初期投資としてランニングコストが必要であることが挙げられます。

そのため借入金によって経営を始めたのであっても、たとえ自己資金であっても、資金計画をしっかりと行う必要があります。

コインランドリーの経営において、最初のうちにランニングコストがかかるのは、リピーターがつくまでに時間がかかるため。始めの頃は売り上げも安定しないかもしれませんが、初期投資の回収も含め、資金計画も長い目で見て考えましょう。

経費は削減しすぎないように

なるべく経費をかけたくない気持ちはわかりますが、あまり削減し過ぎるとコインランドリー経営も失敗に終わってしまいます。

コインランドリーでの経費節減と言えば、まずは光熱費が考えられます。しかし、照明代を抑えるために室内がいつも暗かったり、空調をつけないといった行為は考えもの。

室内が暗いと、それだけでコインランドリーの利用者である女性の多くは、入るのを少しためらいます。また、空調設備が整っていないと、待ち時間が長い場合などは特に室内で快適に過ごすことができません。

結果的に顧客離れにつながり、リピーターを逃してしまうことになります。そうなると経費削減するどころが、逆に売り上げが下がってしまうことになるでしょう。

設備は新品を設置する

コインランドリー経営の初期投資は決して安いものではありません。しかし、だからと言って洗濯機や乾燥機を中古で買いそろえるのはやめたほうが賢明です。

中古の洗濯機や乾燥機は耐久年数がはっきりせず、すでに使い古されていてトラブルも起こりやすいかもしれません。しかも、故障を起こしたとき、保証も受けられない状態であることが多いものです。

設備は新品を買いそろえましょう。

SNSで情報を発信する

自宅の洗濯機が壊れたときや、大量の洗濯物が出たとき、近場にコインランドリーがあるかどうかわからないといったケースがあります。

そんなとき、現代の日本ではSNSを使って調べる人も増えてきています。こうした検索に備えて、コインランドリー経営を行う際も積極的にSNSを活用し、キャンペーンや空き状況などのお知らせをしましょう。

プロフィールに住所やアクセス方法を記入し、ハッシュタグなどをつけてどの地域かをアピールするといった方法があります。SNSは手軽で費用のかからない広告代わりのツールとしてぴったりです。

ライバル店にはないものをプラスする

近隣に競合のライバル店がある場合には、差別化を図るだけでなく、何らかの付加価値をコインランドリーにプラスしてみましょう。

他店には置いていない新機種や新機能のついた洗濯機や乾燥機。長時間座っていても疲れない家具の設置といった工夫です。

コインランドリーまで行かなくても利用できる代行サービスや、ポイントで無料Wi-Fiが使えるなどなど。利用者のニーズに合った魅力的な付加価値をつけてみましょう。

併設による失敗にも注意

コインランドリーに付加価値をつけるのは競合との差別化を図ることができ、ほかにはない魅力となります。

しかし、あまり大がかりな付加価値をつけてしまうと逆に経営が悪化することも。

例えばコインランドリーにカフェを併設した場合です。

もともとカフェを経営していて、その店舗の隅などにコインランドリーコーナーを設置するのはサービスの一環として成り立つかもしれません。

しかし、コインランドリーとは異なりカフェは無人化することはできません。さらなる初期投資がかかり、思うように集客できなかった場合にはリスクが倍になってしまいます。

さらには、カフェもまた経営が安定するまでには時間のかかる傾向があります。経営への負担が増えることになるので、コインランドリーにカフェを併設するのはあまりおすすめできません。

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